第一部が終わるも、18話ラストで不穏な予感の残る中。
平穏な日常で、高校3年の柚子は進路の悩みに突き当たります。
花嫁であり結婚可能年齢・成人年齢に達している柚子と透子はどんな進路を選ぶのでしょうか?
花嫁になって進路を決め直す
担任から職員室に呼び出される柚子。
花嫁になったので進路を変更しなくていいのかと確認されます。
進路希望を出した時は花嫁になる前だったので、遠すぎる進学先ばかりでした。
そのため柚子は玲夜の家から通える範囲で大学を探します。
『鬼の花嫁』は東京が舞台っぽいけれど、希望が九州と沖縄…
柚子の学費や仕送りをあの両親が出してくれたとは思えないけれどね…
鬼龍院家の金や権力に頼りたくないと謙虚なのは柚子の長所です。
しかし花梨のように、花嫁に相応しい自分磨きを全くしないのもどうでしょう。
柚子は玲夜の会社でバイトをしていますが、花嫁に必要な勉強は全くしていません。
しかも玲夜の仕事を任せられるスキルも無いので、玲夜の隣で雑用をするだけです。
玲夜の会社って人間だと最高の学歴と能力が無いと就職できないんだよね?
うん、柚子がしているバイトは職歴に書けるほどの業務内容ですらないよ
社会人経験に繋がると柚子は張り切りますが、花嫁は働くことを許されません。
週3でバイトをするくらいなら、桜子のように習い事をするべきだと感じます。
柚子は知りませんが、透子も花嫁になって家庭教師をつけて礼儀作法を学んでいます。
花梨も幼い頃から両親に英才教育を施され、学校の成績も容姿も磨いて努力しました。
15話で頭を下げ、花嫁として頑張ると言った柚子はどこへ行ってしまったのか…。
候補はかくりよ学園
進路に悩む柚子に透子と東吉(にゃん吉)が相談に乗ります。
透子は自分と東吉(にゃん吉)が進学するかくりよ学園の受験を勧めます。
かくりよ学園はあやかしと花嫁、富裕層の人間が通う初等部~大学部までの一貫校。
玲夜・高道・桜河が卒業生で、東吉(にゃん吉)も中等部まで通っていました。
透子も本来は高等部からかくりよ学園に転校しなきゃいけなかったんだよね?
転校も同居も慣例だけれど、透子や花梨のように免除してもらえる例外もあるよ
柚子は花梨を入学させた時の学費の高さを知っているので躊躇します。
花嫁になると働くことを許されないので、鬼龍院家に経済的に依存します。
学費を玲夜に払わせることを嫌がる柚子に、頑なすぎると二人は呆れます。
柚子はまずは他の大学をリストアップするのでした。
玲夜はかくりよ学園を勧める
柚子は帰宅後も大学を調べますが、学費の安さ重視で探すので決められません。
決め手に欠けて悩んでいると、帰宅した玲夜に話しかけられます。
自宅から通学圏内であれば、学びたい好きな大学を選べばいいと玲夜は言います。
しかし何も思いつかない柚子に、玲夜は母校のかくりよ学園を提案します。
人のあしらい方(社交)も学べるし、最近は人間に配慮されている。
桜子がかくりよ学園大学部に在籍しているから心強いだろうとも言います。
桜子が先輩、同学年に透子と東吉(にゃん吉)がいるなら無敵じゃない?
花梨は退学させられたけれど、瑶太や花梨の友人は在学しているんだな…
しかし柚子は学費の高さを理由に進学を渋ります。
当然玲夜は怒り、鬼龍院家は花嫁の学費程度で揺るがないと言います。
それでも柚子は学費のことを気にし続けるため、玲夜も呆れてしまうのでした。
花嫁がかくりよ学園に進学する場合、嫁ぎ先のあやかしが手続きをします。
なんとあやかしと花嫁は、願書を出せば簡単な面接をだけで入学できるのです。
週末桜子が来るので、現役の桜子に聞いて進学先を決めたらいいと玲夜は提案します。
かくりよ学園進学を強制せず、柚子を尊重する優しさに柚子は惚れ直すのでした。
柚子を狙う不穏な動き
立派な日本家屋にて、18話ラストに登場した黒髪眼鏡の男が会話しています。
会話の相手はシルエットや顔の下半分のみ、口調と背格好から男性です。
眼鏡の男は会話の相手が受験できるようかくりよ学園に願書を出したと告げます。
花嫁以外の人間は高い偏差値の受験が必須だが、合格できるだろうと太鼓判を押します。
眼鏡の男は「人間の花嫁は不幸になる」と会話の相手を煽るように言うのでした。
眼鏡の男はかくりよ学園OBみたいだけれど、あやかしを嫌うんだね
彼はある理由からあやかし、特に玲夜に敵意を抱いているよ
かくりよ学園は学費と寄付金が莫大で、花梨は借金しないと通えませんでした。
鬼龍院の花嫁(柚子)監視のためスパイを入学させるのは相当な金がかかります。
花梨や妖狐一族とトラブルが解決したのに、今度は人間との戦いがありそうです。
隠し撮りした玲夜と柚子の写真は笑顔で、不幸になると言うには無理がありますが…。
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